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98歳の詩人

朝のテレビで、98才のおばあちゃん詩人 柴田トヨさんを紹介していました。

90歳過ぎてから詩を作り始め、新聞の投稿欄で人気が出て、詩集を自費出版。

今「くじけないで」と言う詩集が大人気で、「トヨさんの詩に励まされた」というファンが多いそうです。

私もトヨさん自身が朗読されるのを聞いて、飾らないピュアな言葉が胸にじ~んときました。

☆  ☆  ☆

「くじけないで」

ねえ 不幸だなんて

溜息をつかないで

陽射しやそよ風は

えこひいきしない

私 辛いことが

あったけれど

生きていてよかった

あなたもくじけずに

☆  ☆  ☆

「倅(せがれ)に  Ⅰ」

何か

つれぇことがあったら

母ちゃんを 思い出せ

誰かに

あたっちゃあ だめだ

あとで 自分が 

嫌になる

ほら 見てみなせ

窓辺に 

陽がさしてきたよ

鳥が 啼いてるよ

元気出せ 元気出せ

鳥が啼いてるよ

聞こえるか 健一

☆  ☆  ☆

「倅に」は泣けてきます。

ニット帽をかぶって優しい雰囲気の姿はほんとに普通のおばあちゃんですが、息子さんが

「もう年だから詩を作るのをそろそろやめたら…?」と言うと

「今更後戻りはできない。くじけないでと言う言葉を自分で言ってるんだから」とおっしゃり、詩にかける思いの強さを感じました。

何歳になっても、自分の内側にある種が芽を出し、花開くと言うことがあるんですね!

私もすごく励まされました。

誰の中にも、まだまだ気づいていない種があって、水をもらうのを待っているかもしれませんね。

そういう種に気づいて育てたいですね!

それから、トヨさんは今も一人暮らし。息子さんが一緒に暮らそうと言っても断っているのだそうです。

理由は「まだぼけたくいないから」。

自分のことは自分でする。

自立した精神、自立した生活が元気の元なんだなと思いました。

トヨさんについてのについての記事は…

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100328/acd1003280917003-n1.htm

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