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2010年5月

98歳の詩人

朝のテレビで、98才のおばあちゃん詩人 柴田トヨさんを紹介していました。

90歳過ぎてから詩を作り始め、新聞の投稿欄で人気が出て、詩集を自費出版。

今「くじけないで」と言う詩集が大人気で、「トヨさんの詩に励まされた」というファンが多いそうです。

私もトヨさん自身が朗読されるのを聞いて、飾らないピュアな言葉が胸にじ~んときました。

☆  ☆  ☆

「くじけないで」

ねえ 不幸だなんて

溜息をつかないで

陽射しやそよ風は

えこひいきしない

私 辛いことが

あったけれど

生きていてよかった

あなたもくじけずに

☆  ☆  ☆

「倅(せがれ)に  Ⅰ」

何か

つれぇことがあったら

母ちゃんを 思い出せ

誰かに

あたっちゃあ だめだ

あとで 自分が 

嫌になる

ほら 見てみなせ

窓辺に 

陽がさしてきたよ

鳥が 啼いてるよ

元気出せ 元気出せ

鳥が啼いてるよ

聞こえるか 健一

☆  ☆  ☆

「倅に」は泣けてきます。

ニット帽をかぶって優しい雰囲気の姿はほんとに普通のおばあちゃんですが、息子さんが

「もう年だから詩を作るのをそろそろやめたら…?」と言うと

「今更後戻りはできない。くじけないでと言う言葉を自分で言ってるんだから」とおっしゃり、詩にかける思いの強さを感じました。

何歳になっても、自分の内側にある種が芽を出し、花開くと言うことがあるんですね!

私もすごく励まされました。

誰の中にも、まだまだ気づいていない種があって、水をもらうのを待っているかもしれませんね。

そういう種に気づいて育てたいですね!

それから、トヨさんは今も一人暮らし。息子さんが一緒に暮らそうと言っても断っているのだそうです。

理由は「まだぼけたくいないから」。

自分のことは自分でする。

自立した精神、自立した生活が元気の元なんだなと思いました。

トヨさんについてのについての記事は…

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100328/acd1003280917003-n1.htm

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雨の日に思い出すこと

先週末の土曜日も、故郷(静岡県富士市)に帰省し、日曜朝のヨガクラスをして、夕方辻堂に戻ってきました。

月2回ほど、富士ヨガ教室をやっています。

おととしの7月頃から始めて早いもので2年近くになり、このリズムが、特別なものではなくなってきました。

ちなみに家の最寄り駅は神谷駅という、ち~さな無人駅です。

Photo

どうですか、のどかでしょ?

岳南鉄道という乗る人の少ないローカル線。一両で走る姿はかわいいものです。

さて日曜はあいにくの雨で、朝から肌寒かったですが、そんな中6名のご出席を頂きました。ありがとうございました。

こういう時思い出す、ずいぶん昔のエピソードがあります。

私がインストラクターになりたての頃ですから、もう20年以上前のことです。

その日も雨のせいか、出席者が少なかったのです。

「今日は雨で、○名しかみえませんでした。」とインストラクターの先輩に話したところ、

「雨の中、○人もいらしてくださったの?ありがたいですね^^」という言葉が返ってきて、はっとさせられました。

私は、人数が少ないことでがっかりし、雨を恨めしく思う気持ちしかありませんでした。

が、先輩は、雨の中足を運んでくださる方々への感謝や思いやりの気持ちをもっていらっしゃいました。

同じ事を見ていても、こんなに受け止め方が違う…。

自分の小ささや感謝心のなさに気づかせて頂いた出来事として、ずっと心に残っています。

そういう心のあり方の違いが、人間力、魅力の違いとなって表れるのだなと思います。

力の抜けたふわ~っとした雰囲気のやさしい先輩を懐かしく思い出しました。

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